赤羽八幡神社へ

ウォーキングで赤羽八幡神社へ行きました。

右側が歩いての参拝入口。左側が車での参拝入口。

上部の高架は新幹線です。

参拝口を歩いて行くと階段が・・・

上りきった所に神殿が・・。

境内には絵馬が山盛り(?)・・

境内から車道を下りて行くと・・ 新幹線の線路が・・

新幹線が丁度八幡神社に飲み込まれて行きます??

八幡神社のWEBに下記の説明がありました。

八幡神社と新幹線
 テレビ報道などでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、当神社の境内の下を東北・上越新幹線が通っています。当社が鎮座する赤羽台は、武蔵野台地が関東平野に突き出している東北端に当たり、当社は標高20メートルほどの小高い山にあり、昭和初期ころまでは、赤羽山八幡宮と呼ばれていました。

1971年に東北・上越新幹線工事が認可され起工されると、そのルート上、どうしても赤羽八幡神社の小山を避けることは難しく、現在のような神社境内下をトンネルを掘り通過させるという設計に決定してしまいました。当社も、御神域の下を新幹線が通過するという前代未聞の設計に、地域氏子住民とともに強く反対しましたが、最後にはその国策を受け入れ、承認しました。

その間、当初の『大宮の手前までは地下トンネル化』の予定が、地質調査の結果、地盤が軟弱なために全面高架方式となったため、戸田市や浦和市などからの反対行動が起きるなど、さまざまな問題もありましたが、1982年6月23日に東北新幹線の大宮~盛岡間が開業し、同年11月15日には上越新幹線が開業しました。

そして1985年3月14日に、当神社地下を通る東北・上越新幹線の上野~大宮間が延伸開業となりました。さらに同年の9月30日には、新幹線の前面高架化の見返りとも言われる、赤羽~大宮間の通勤ラッシュ緩和と与野・戸田への鉄道開通とを目的ともされる通勤新線「埼京線」も併設開通となりました。

現在では、新幹線もさらに延伸され、1991年6月20日には東京駅に乗り入れし、1992年には山形新幹線が、1997年には秋田新幹線、長野新幹線が相次いで開業し、当神社下、赤羽台トンネルを通過する新幹線の本数も増加しています。

 普段何気なく利用している新幹線が、トンネルを入ると赤羽八幡神社の御神域下で、神様からお守りされているわけです。これも遠く1200年前、坂上田村麻呂公が遥か京より東北地方を目指し、途中この地に陣を張り、戦勝を祈願して八幡大神をお祀りしたこと、さらにその八幡大神は交通の守り神でもあるからなのか、赤羽八幡神社の下を新幹線が通過するのもある種の運命なのかもしれません。

その新幹線ですが、もちろん神社ご本殿下を通過はしておらず、社務所の下を通過しています。その様子は裏参道でもある坂道からはっきりと確認できます。また、その設計上、裏参道に設置されている大鳥居の間を新幹線が通過して見える様子は、まさに日本全国ここだけの景観であり、テレビでも放映されるなど、鉄道愛好家の撮影ポイントとなっています。

 境内の南端からは、新幹線と埼京線がトンネル内に進入していく様子が見られます。この場所からは、神社のすぐ脇を通っている京浜東北線・宇都宮線・高崎線や、時間によっては東武鉄道のスペーシアなどが通過していく様子も見ることが出来、電車好きなお子さんを連れたご家族の姿もよく目にします。

神社下を新幹線が通過するという光景は、日本人だけではなく、海外の人には特に不思議な光景に映るようで、過去にはドイツテレビや南ドイツ新聞の取材も受けており、ドイツ国内で放映されたようです。毎年1月には、赤羽駅・北赤羽駅・浮間舟渡駅の駅長さんをはじめ職員の方々の正式参拝もおこなわれるなど、この3駅に神社の御神札がお祀りされています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)